フィルム写真を撮ってみた。二眼レフ。GakkenFlex。 [カメラ]
妻が本を買ってきました。
学研の”大人の科学”シリーズ。
付録は35mmフィルム用の二眼レフカメラ。
お値段は2,500円。
最近は本よりも付録がメインのものが多いですよね。
この本は丁度一年前くらいに発売されたもので今は第5刷。
こちらのカメラ、世の中に結構出回っていることになりますね。
見た目が可愛いと言う理由だけで購入
付録のカメラは自分で組み立てるタイプ。
妻から組み立てのお仕事をご依頼いただきました
頂いたお仕事は失敗の無いように慎重に進めます。
写真の失敗を組み立てのせいにされたら凹んでしまいます
全てプラスチックなのでネジの締め付けは強く締め付けすぎないように注意します。
シャッターの部分は組み立ててみると面白い仕組みで感心する。
1時間くらいで完成。
さっそくコダックのISO400の24枚撮りのフィルムをセットして外に持ち出します。
完成した外観はこんな感じ。外装のカスタマイズも気軽に楽しめそうです
ストラップが家の中に落ちてた適当なヒモなのは気にしないでください。
撮影はファインダーを上から覗いて、前面のレンズを回してピントを合わせてシャッターを切る。
シャッタースピードは固定。
絞りは下側のレンズ枠の中の絞り用の板の有無や位置によって効果が変わる。
ファインダーは、ぼやけた感じに見えるのでピント合わせは曖昧な感じになる。
しかも左右逆に見えるので、構図を決めるのが慣れないと難しい。
縦構図なら何とかイメージ通りに撮影できますが、横構図は分けが分からなくなってバカになる。
はたから見るとへんな格好で撮影することになる。
24枚と言う限られた枚数なので、一枚一枚が慎重な撮影になりますね。
デジカメになってからはシャッター乱発状態で撮影していましたから新鮮な気持ちです。
写真もすぐには見ることが出来ない。
現像が出来上がるまでのワクワク感も久しぶりです
現像代とデジタル化は1,100円かかりました。プリントはしていません。
フィルムの現像ってやっぱり結構なお金がかかりますね。
だから”大人の科学”なのかしら
シャッター1回1回の重みがデジタルとは違うことを実感させられます
デジタルでも気合を入れて撮影するべきなのかもしれませんね。
はたして2,500円のカメラの実力は・・・・
組み立ては成功しているのか?ピントの微調整は必要か?
ドキ・ドキ・ドキ・ドキ・ドキ・・・・
う~ん。自己満足ですが、意外といい感じに撮れているじゃないかしら
適当にピント合わせしても意外とピントきてますね。
デジカメのトイカメラ風フィルターじゃない本当のトイカメラの写真。
やわらかで雰囲気のある写真。
下手でもそれっぽく見える写真。
モノクロ写真にすると、さらにいい感じにごまかせる見えるかも
変態なオッサンの写真も渋く雰囲気のいい写真に・・・・それは気のせいかな
妻を写した写真もいい感じにボケて綺麗に・・・・それも気のせいかな
オール手動のカメラ、やっぱりやっちゃったフィルム巻き上げ忘れの多重露光写真
多重露光写真もしっかりと計算して撮影すれば楽しめそうです。
本格的にフィルム写真やカメラを楽しむのは腕の無さがばれてしまいますが、
適当で曖昧なトイカメラなら楽しんでみるのもいいでしょう。
デジタルのようにキチッとした写真だけじゃなくフィルムのゆるい感じも時には新鮮です。
ドイツ車もいいけどフランス車もいいですよ・・・みたいな。
まぁ、トイカメラ自体の今さら感は否めないですが・・・・本人達が満足ならそれでいいのです
大人の科学マガジン Vol.25(二眼レフカメラ) (Gakken Mook)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: ムック